当院では、医師の立場から、あなたの健康状態をチェックし、病気の時の重症度を判断して、適切な処置やアドバイスをします。そして必要であれば専門家への紹介を迅速に行います。

呼吸器科での対応一覧

気管支喘息

喘息の有病率は増加の傾向にあります。今の喘息の治療は発作を起こさないための予防治療が大切です。
発作の時だけ治療するのでは、喘息は重症になってしまいます。症状のない時に予防薬(吸入ステロイドや気管支拡張剤など)をいかに長く続けてもらえるかは、一重に石戸患者との信頼関係とコミュニケーションにかかっています。喘息について最新の知見に基づいて丁寧にご説明申し上げます。また、喘息は時間外に症状が悪化する場合もあり、その対応の仕方と専門の後方病院についての情報や仲介をご提供申し上げます。

肺炎

近年、耐性菌(ペニシリン耐性肺炎球菌やブドウ球菌など)が問題になってきており、肺炎をますます軽視できない時代になりました。当クリニックでは慢性疾患をお持ちの方や65歳以上の高齢者の方に希望があれば、肺炎球菌ワクチンを行っています。ぜひ、ご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群

新幹線の運転士さんがこの病気で昼間に睡魔に襲われて駅での停止がうまくいかず有名になりました。この病気は、主にいびきをかいてひどくなると睡眠中に呼吸が止まり、心筋梗塞や脳卒中、高血圧の原因となり、昼間に睡魔に襲われて交通事故の原因としても問題になっています。欧米では、精力的に研究治療がされていますが、日本ではまだ十分に浸透していないのが現状です。当クリニックでは、簡易な携帯型呼吸モニターを用いて簡単に診断し、明確な重症例ではすぐに持続的陽圧呼吸療法(CPAP)を導入できます。また、中等症例では、より精密な検査が必要となりますので、専門の病院へご紹介申し上げます。

慢性閉塞性肺疾患

慢性閉塞性肺疾患(英語の略号でCOPDといわれます)は、肺の中の肺胞という部分が壊れてしまう肺気腫という病気と慢性的に気管支に炎症が起こって咳や痰がでる慢性気管支炎に分かれます。多くは喫煙が原因ですが、坂道などで息切れが出るようになったら、1度肺活量を測ってCOPDかどうかチェックする必要があります。肺がんの合併率も高く、専門病院の専門的CT検査などをご紹介申し上げます。